耐久性試験

covered SIEVEのオーダーソファは、長く快適にご使用いただけるよう国内の試験機関にて耐久性の試験を行なっています。
ソファに使われている素材として、構造体には主に無垢材を使用し、クッション材には硬さの異なる高密度ウレタンと、デザインや特徴に合わせて、ウェービングベルトやSバネを使い分けたクッション材と組み合わせ、座り心地と耐久性の両立したソファ作りを行っています。
ソファは一見、どれも同じように見えますが、中身の違いで、耐久性や座り心地が異なります。
このような違いをどなたにも知っていただけるよう、試験機関での結果を公表しております。
ソファの耐久性試験



硬さの異なる高密度ウレタンを組み合わせ、座り心地と耐久性の両立したソファ作りを行っています。
ソファの品質試験を行い結果を公表しております。

座面には950N(ニュートン)の力を毎分40サイクルを超えない速さで50,000回繰り返し、背面には330Nの力を毎分40サイクルを超えない速さで50,000回繰り返します。
試験結果は、ソファ各部に破損、緩み、機能に影響する変形等の異常なし。
1日に15~20回の立ち座りを行ったと仮定し、7年〜10年ほどの使用し、各部に異常がないことを証明しています。
座面は6mmのたわみと、一見、違いがわからないほどで、座り心地に違いは感じ取れないレベルの変化。
背クッションは力を加えた部分が、若干沈み込んでいましたが、中材に復元性の高いフェザーを使用していますので、空気を含ませる事で試験前の膨らみをすぐに取り戻しました。
BOKEN(ボーケン )

一般財団法人ボーケン品質評価機構(旧法人名 財団法人日本紡績検査協会)は、繊維製品の輸出振興と品質向上を目的として1948年に経済産業省の許可を得て設立。
繊維を中心とした試験・研究を行う日本を代表する中立、かつ公正な総合的試験機関です。
主に天然繊維や化学繊維原料から各種最終繊維製品までの試験、検定を行っており、PL法に関する原因究明機関としても登録されています。
その他、生活用品の安全性など技術相談や公害・環境計測なども行っています。
世界各国の試験機関とも業務・技術提携などを行い、国際レベルの知識・技術を有した、信頼される試験機関です。



耐久性試験
本体フレーム、クッションのヘタリや不具合はみうけられないという結果が立証されました。
全てのソファに安心の品質をご提供すると心がけ、海外と国内で二重で検品を行い万全の様態でお届けできるよう取り組んでおります。
座面の耐久性試験 JIS S 1203:1998 7.5
負荷ジグ位置決めジグによって決まる座面負荷位置に座面当て板を介し、950Nの力を毎分40サイクルを超えない速さで、50,000回繰り返す。
試験の初回及び最終回の当て板の最も低い位置の差(試験中の座面のたわみ)も記録する。
各部に破損、緩み、機能に影響する変形等の異常がないこと。
背もたれの耐久性試験 JIS S1203:1998 7.6
後方の脚にストッパを当て、負荷位置決めジグによって決まる座面負荷位置に950Nの垂直力を加える。負荷位置決めジグによって決まる背もたれ負荷位置、または背もたれ最上部から100mm下の位置のどちらか低い位置 に、背もたれ当て板を介し、330Nの力を毎分40サイクルを超えない速さで50,000回繰り返す。
各部に破損、緩み、機能に影響する変形等の異常がないこと。
試験結果
座面の耐久性試験と背もたれの耐久性試験を同時に実施。
異常認めず。
- 座面の耐久性試験
- 試験中の座面のたわみ : 6mm
- 背もたれの耐久性試験
- 負荷位置 : 負荷位置決めジグ位置
試験機関:BOKEN
ウレタンの耐久性試験
covered SIEVEのウレタンは、JIS 繰り返し試験において最高ランクを取得
ソファのクッション材にはざまざまな素材がありますが、代表的な素材としてウレタンがあります。
ウレタンはスポンジ状のクッションで、人が座る事でウレタンに荷重がかかり「へたり」が発生します。
「へたり」が起こる事で、クッションの形がくずれたり、座り心地が変わってきます。
ウレタンはソファの座り心地に大きく影響する素材の一つで、使っているウレタンのグレードや加工方法で、座り心地や耐久性は変わってきます。
しかし通常は表面にカバーがかかっている為、ウレタン自体を確認する事はできません。また、よほど詳しい方でなければクオリティーを見分ける事は困難です。
covered SIEVEでは、見えない部分に対しても安心してご使用いただく為に、国内の検査機関にて試験を行っています。
試験内容
ウレタンに80Kgの加重を掛け 50%ひずませる試験を繰り返し 8万回 ひずみ ⇄ 復元を行うテストです。
※体重80kgの人が1日30回×365日×7年=約8万回立ち座りを行なったと仮定し、へたりは2%未満という結果が確認できました。
JIS規格での最高クラスである『Xランク』を取得。
試験条件
試験項目:繰返し圧縮残留ひずみ
試験方法:JIS K 6400-4 B法
厚さ低下率:1.3%
復元率:98.7%
試験回数:8万回
圧縮率:50%
試験片寸法:100 × 100 × 厚 151mm
試験片数:3
試験環境:温度23℃ 湿度50%
上部 中部 下部 3層の試料を重ねて試験片とした。
一般財団法人カケンテストセンター
衣類品・インテリアを始め、生物や機能性など様々な製品や素材の試験、分析を行う機関です。
フランスのGINETEX(フランス・パリに拠点を置く、繊維製品取扱い記号の開発・普及機関)と繊維製品取扱い記号に関する知的財産使用契約を締結した、繊維製品取扱い記号の使用を許諾する権限を有する日本における唯一の機関でもある。